古都奈良の文化財/日本の世界文化遺産

古都奈良の文化財は、1998年12月に、ユネスコの世界文化遺産に登録されました。

京都も、世界文化遺産に登録されたので、それより歴史の古い奈良も選ばれて然りですね。

奈良県奈良市にある下記の寺院などから構成されています。

・東大寺(正倉院を含む)

・興福寺

・春日大社

・薬師寺

・唐招提寺

・平城京跡

・春日山原始林

 

奈良の大仏は、有名ですし、

最近は春日大社の鹿の様子が、外国人旅行者に

youtubeにUPされていたりして、人気のスポットになっているようです。

 

 

 

厳島神社/日本の世界文化遺産

厳島神社(いつくしまじんじゃ)は、広島県廿日市市の厳島(宮島)にあり、

1996年12月にユネスコの世界文化遺産に登録されました。

 

文献で、厳島神社がみられるのは、811年ですが、

その後、平清盛との結びつきから平家からの崇拝を受け、

平清盛により、1168年ごろ、現在と同程度の規模となったとされています。

平家の氏神であったが、平家滅亡後も、時の権力者の崇拝を受けることとなりました。

消失のため、現在の社殿は1240年ごろに造られたものだそうです。

 

厳島神社の写真では、必ずと言っていいほど映っている

あの会場に立つ大鳥居、日本三大鳥居の一つだそうで、

高さが16メートルもあるます。

(重要文化財だそうです。)

 

あの荘厳なたたずまいは、時の権力者に崇拝され続けたのも頷けます。

 

 

 

 

 

原爆ドーム/日本の世界文化遺産

広島平和記念碑(ひろしまへいわきねんひ)、通称原爆ドームは、

1996年12月にユネスコの世界文化遺産に登録されました。

もとは、広島県物産陳列館として開館し、その後、広島県産業奨励館と呼ばれていました。

 

二度と、核兵器により、このような悲劇が起こらないという願いを込めて、

負の世界遺産と呼ばれているそうです。

 

1945年8月6日午前8時15分17秒(日本時間)に、原爆が投下され、

その後、羽陽曲折があり、世界文化遺産登録となった訳ですが、

登録に当たっては、各国のいろいろな思惑があったようです。

 

そこのところは、現在も全く変わっていませんね。

つまるところ、世界文化遺産も外交の一つのカードということでしょうか。

 

この原爆ドームの前に立って、世界の現状を考えてみるのもいいかもしれません。

 

 

 

 

白川郷・五箇山の合掌造り集落/日本の世界文化遺産

白川郷・五箇山の合掌造り集落(しらかわごう・ごかやまのがっしょうづくりしゅうらく)は、

1995年12月にユネスコの世界文化遺産に登録されました。

白川郷は岐阜県大野郡白川町、五箇山は、富山県南砺市にあり、

白川郷は飛越地方庄川流域の上流域、五箇山は中流域に位置します。

 

白川郷といえば、合掌造りですが、

屋根裏を利用して養蚕がおこなわれていました。

農地を確保するために、別棟を立てて養蚕を行わず、

屋根裏に持っていく必要があったからこのような形になったのではないかと

考えられています。

 

豪雪地帯である白川郷は、農地の耕作期間が短いため

屋根裏を有効利用する必要があったんですね。

養蚕の他にも、和紙漉きや塩硝(火薬の原料)作りが

行われていました。

茅葺屋根の急勾配も、豪雪地帯に適応した結果だと

考えれています。

 

自然に囲まれた、日本の原風景を楽しむのもいいですが、

こういった薀蓄があるとさらに楽しくなりそうですね。

 

 

 

古都京都/日本の世界文化遺産

古都京都は、1994年12月に、ユネスコの世界文化遺産に登録されました。

もっとも、京都市が文化遺産ということではなく、

次の17か所の寺社が、文化遺産です。

・賀茂別雷神社

・賀茂御祖神社

・教王護国寺

・清水寺(地主神社含む)

・延暦寺(境内地をすべて含む)

・醍醐寺(院家寺院の三法院を含む)

・仁和寺(御室御所)

・平等院

・宇治上神社

・高山寺

・西芳寺(苔寺)

・天龍寺

・鹿苑寺(金閣寺)

・慈照寺(銀閣寺)

・西本願寺

・二条城

世界文化遺産に登録されたこともあり、世界中から観光客が訪れています。

 

ただ一方で、古い家屋の取り壊し、再建築等、

普通の都市で見られることも行われているので、

景観の悪化も懸念されています。

そこで、追加登録等も検討されているようです。

 

 

法隆寺/日本の世界文化遺産

奈良県生駒郡斑鳩町にある法隆寺、正確にいうと

法隆寺および法隆寺の建造物

(法隆寺の建造物47棟と法起寺の三重塔を加えた48棟)が、

1993年12月にユネスコの世界文化遺産に登録されました。

特に、西院伽藍は、世界最古の木造建築物として有名ですね。

 

建立時期は、7世紀に遡り、聖徳太子所縁の寺院とされてます。

聖徳太子自体が、実在の人物ではなかったのではないかとも言われていますが、

聖徳太子のモデルになった人物が建立に関わったことは間違いないとされています。

推古天皇9年(601年)、聖徳太子は斑鳩の地に斑鳩宮を建て、

この近くに建てられたのが法隆寺というのが通説ですが、

その他にも諸説ありです。

 

建築物としても、世界最古であり、建築様式等

歴史的な興味をそそりますが、

聖徳太子の人物像も、とても興味深いです。

 

行かれる際には、ぜひ、法隆寺の歴史を下調べしてから、

古の世界に、どっぷりと浸ってくださいね。

 

 

 

姫路城/日本の世界文化遺産

姫路城は、平成5年12月に世界文化遺産に登録され、

別名白鷺城ともよばれ、日本の100名城にも選定されています。

 

平成23年より、改修工事がなされていましたが、

先日、平成27年3月26日に大天守完成式典を迎えました。

完成した姿、その白さが話題を呼んでいますね。

 

姫路城の始まりは、1346年の赤松貞範によるとするのが、

有力なようです。

本格的に拡張されたのは、戦国時代後期から、安土桃山時代、

黒田氏、羽柴氏が城代のころで、関ヶ原の戦いののち、

池田輝政が城主となり、今日のような大規模な城郭となりました。

 

興味を引くのは、姫路城の城主の変遷ですね。

あの秀吉も城主であったこともあるし、

関ヶ原の戦いの後は、豊臣を裏切った形になった

池田長政が城主、赤松から数えると13氏48代が城主となったそうです。

 

また、大規模な戦乱に巻き込まれなかったことでも知られていて、

「不戦の城」とも言われています。

 

天守閣の改修も完了しましたし、

城マニアには、必見のお城です!!

 

世界文化遺産とは

ユネスコが登録する世界遺産は、

3つに分類され、そのうちの一つが「文化遺産」です。

(後の2つは、自然遺産、複合遺産)

 

文化遺産の対象は、建造物や建造物群、

あるいは、地域一帯が対象となる場合もあります。

 

その登録基準は、以下の通りです。

(1) 人類の創造的才能を表現する傑作。

(2) ある期間を通じてまたはある文化圏において、建築、技術、記念碑的芸術、都市計画、景観デザインの発展に関し、人類の価値の重要な交流を示すもの。

(3) 現存するまたは消滅した文化的伝統または文明の、唯一のまたは少なくとも稀な証拠。

(4) 人類の歴史上重要な時代を例証する建築様式、建築物群、技術の集積または景観の優れた例。

(5) ある文化(または複数の文化)を代表する伝統的集落、あるいは陸上ないし海上利用の際立った例。もしくは特に不可逆的な変化の中で存続が危ぶまれている人と環境の関わりあいの際立った例。

(6) 顕著で普遍的な意義を有する出来事、現存する伝統、思想、信仰または芸術的、文学的作品と直接にまたは明白に関連するもの。

 

(6)の基準は他の基準と組み合わせて用いるのが望ましいようです。

 

これらの基準(1つ、あるいは複数)にかなうところが、

登録されています。